部屋の中で動く影を見つけると、思わずドキッとしてしまいますよね。
ゴキブリは、家に出る害虫の代表ともいえるほど一般的な虫ですが、駆除が難しい虫としても知られています。
ゴキブリは、わずかなすき間にも入り込む薄さや、素早い動作、強い繁殖力に加え、は殺虫剤への耐性がついている個体もいます。
そのため「1匹見たら100匹住んでいると思え」などといわれたり、「なかなか駆除できない」と思われていたりするのです。
しかし、正しい知識と方法を使えば、ゴキブリを家から完全に追い出すことも可能です。
ゴキブリが家に出たときは、できるだけ早くに対処することが大切です。
早めに正しい対処をするためには、家に出たゴキブリの種類と種類ごとの対処法を知っておきましょう。
家に出るゴキブリと対処法は次の通りです。
クロゴキブリ | チャバネゴキブリ | |
---|---|---|
特徴 | 黒くて大きい | 茶色っぽく小さい |
対処法 | 見つけたゴキブリを殺虫剤などで退治し、家のすき間をできるだけ塞ぐ | 巣ごと全滅させるために、燻煙剤・噴霧剤や毒餌を使う |
では、なぜ種類ごとに対処法が違うのでしょうか?
ここからは、ゴキブリの駆除方法とおすすめの駆除グッズなどを紹介していきます。
ゴキブリ駆除の方法は状況に応じて使い分けよう
ゴキブリが出たら、「家からゴキブリを一匹残らず退治したい!」と思う人が多いのではないでしょうか?
しかし実は、ゴキブリを家から追い出すために、何度も噴霧剤を使ったり、殺虫剤を買い込んだりしても、全く無駄になってしまう可能性があります。
効率よく確実にゴキブリを駆除するためには、ゴキブリの種類ごとに最適な対処法をとる必要があります。
上でも紹介したとおりですが、ゴキブリの種類ごとに最適な駆除方法は以下になります。
また、ゴキブリの種類がわからない場合は、ゴキブリを見つけたときの状況を思い出しましょう。
ゴキブリは種類ごとに、多少生態が異なるので、ゴキブリを見つけたときの状況をヒントに、ゴキブリの種類を推測することもできます。
クロゴキブリ | チャバネゴキブリ | |
---|---|---|
特徴 | 黒くて大きい | 茶色っぽく小さい |
対処法 | 見つけたゴキブリを殺虫剤などで退治し、家のすき間をできるだけ塞ぐ | 巣ごと全滅させるために、燻煙剤・噴霧剤や毒餌を使う |
見つけた場所 | 玄関や窓、廊下、水周り、木造家屋 | キッチン周り、暖房の近く、コンクリート製の集合住宅 |
見つけた状況 | 大きいゴキブリを1、2回見かけた | 小さいゴキブリを短い期間に何度か見かけた |
発生場所や状況からある程度ゴキブリの種類を判別することができたら、種類ごとに最適な対処法で駆除していきましょう。
それぞれのゴキブリの特徴と対象方法は、以下で説明していきます。
クロゴキブリを見つけたときの対処法
クロゴキブリは、名前の通り黒光りしており、体長は3~4cmで比較的大きいゴキブリです。
屋内にも住みつきますが、他のゴキブリに比べると寒さに強く、屋外でも活動しています。
大きなゴキブリを玄関や廊下、窓の付近などで見かけた場合、クロゴキブリが外から侵入してきている可能性が高いです。
実は、人間と一緒に玄関から入ってくるのは、ゴキブリの常套手段でもあります。
また、窓のわずかなすき間やエアコンのダクトなど、外と接している場所であればどこからでも入ってくるのです。
家の中で見かけたゴキブリがクロゴキブリの場合、すぐにできる対処法は以下の通りです。
- ゴキブリの侵入口を塞いで入ってこられないようにする
- 家に住み着いてしまったゴキブリを全滅させる
クロゴキブリを見つけてすぐの段階であれば、侵入口を塞ぐだけで再発を防ぐこともできます。
クロゴキブリを見かけてから時間が経ってしまった場合や、侵入口を塞いでもゴキブリが出てしまった場合は、ゴキブリ駆除グッズなどを用いてゴキブリを全滅させましょう。
侵入口を塞ぐための詳しい方法は、「ゴキブリは家や部屋に入れずに撃退する」で紹介しています。
チャバネゴキブリがいる場合の駆除方法
チャバネゴキブリは、黄色がかった茶色の体で、1~1.5cmとかなり小型のゴキブリです。
クロゴキブリに対してとても小さいので、クロゴキブリの子どもと間違える人も多くいます。
チャバネゴキブリは寒さに弱いため、基本的に屋内で生活します。
通気性の良い木造の家よりも、機密性の高いコンクリート製のマンションやアパートなどに住み着くことが多いです。
屋外にはあまりいないので、家の中でチャバネゴキブリを見つけた場合、既に家に住み着いている可能性があります。
家でみかけたゴキブリがチャバネゴキブリだった場合、家中のゴキブリを全て退治するつもりで駆除しましょう。
家の中のゴキブリを全て退治するためには、以下の方法がおすすめです。
- 燻煙剤・噴霧剤で家の隅々まで殺虫剤を行き渡らせる
- 毒餌タイプの殺虫剤を使って巣を根絶する
チャバネゴキブリは成虫になるまでのスピードが速く、一度に産む卵の数もかなり多いです。
そのため、一度住み着いたら、かなり短期間で大繁殖にいたる可能性もあります。
また、何度も同じ殺虫剤を使うと殺虫剤が効きにくくなってしまうので注意しましょう。
ゴキブリ駆除のおすすめ商品と効果的な使い方については、「ゴキブリを絶滅させるおすすめグッズと使用方法」で紹介しています。
何回も現れるゴキブリを根絶する方法
ゴキブリは、一度駆除しても、予防をしなければ、また家の中に入ってきてしまいます。
そのため、ゴキブリの駆除を行ったら、ゴキブリの侵入口を塞いだり、ゴキブリの好む場所を排除したりなどの対策を行いましょう。
また、ゴキブリは世代交代のスピードが速いため、薬剤での駆除に何度も失敗すると、薬剤が効きにくくなってしまうことがあります。
何度も駆除に失敗して薬剤が効きにくくなったゴキブリを、素人が根絶させるのは簡単ではありません。
ゴキブリ駆除に何度も失敗してしまった場合は、ゴキブリ駆除のプロに依頼しましょう。
ゴキブリ駆除の業者について、詳しくは「ゴキブリ駆除に何度も失敗した人はプロの業者に頼ろう」で紹介していますので、参考にしてください
ゴキブリは家や部屋に入れずに撃退する
ゴキブリ対策の1番の基本は、ゴキブリを家に入れないことです。
家の中でゴキブリを見た場合でも、「外からたまたまゴキブリが入ってきてしまったのを見つけた」というケースが多いからです。
もちろん、家に住み着いてしまっていることもありますが、家の中のゴキブリを全滅させた後は、必ず侵入口の封鎖が必要になります。
ゴキブリの主な侵入口は、以下のような場所です。
- 玄関・窓
- 排水溝や水道管、トイレなどの水まわり
- エアコンのホースや通風孔、換気扇などの穴
では、ここからは、主な侵入口に対してどのような対策をとったらよいのか、紹介していきます。
玄関・窓への対策
玄関にゴキブリ対策をする場合は、忌避剤を使用しましょう。
忌避剤とは、ゴキブリを寄せ付けない効果がある薬剤で、虫除けのようなものです。
ゴキブリはミントやハッカなどの香りが苦手なので、アロマオイルを水で薄めて、玄関周りに吹きかけるという方法もあります。
ペットや小さなお子さんがいる家庭では、このような自然由来のものを使うのがおすすめです。
窓からゴキブリが入ってくる場合、サッシのすき間などから侵入することが多いです。
そのため、窓に対策を行う場合、窓のすき間を塞ぐテープなどを使用しましょう。
また、窓にも忌避剤を使用すれば、より効果が期待できます。
水まわりの対策
ゴキブリは、家の外と繋がっているところならどこからでも侵入してきます。
配水管などを伝って、排水口やトイレなどから這い出てくることも珍しくありません。
特にゴキブリに注意したいポイントは以下の2つです。
- キッチン・お風呂・洗面台などの排水口
- シンクや洗面台の下の配水管まわり
排水口は、配水管から出てくるゴキブリを防ぐ最終防衛ラインです。
排水口のゴミを受け止めるためのキャップやネットが市販されていますので、そうしたグッズでゴキブリの侵入を防ぎましょう。
たとえ配水管までゴキブリが侵入していても、排水溝に出口がなければ、家の中に入ることはできません。
ただし、ゴミ取り用のキャップやネットを取り付ける場合、絶対にすき間ができないよう取り付けましょう。
シンクや洗面台の下が棚になっている人は注意しましょう。
湿気が溜まりやすく、普段目に見えない場所は、ゴキブリの住み処となりやすいためです。
シンクや洗面台の下にすき間がある場合は、すき間防止テープやパテなどで、すき間を埋めてしまいましょう。
暗い場所のすき間は、ぱっと見ただけではわかりにくい場合もあるので、不安な人は、板の接合部などは全て塞いでしまうのがおすすめです。
また、配水管がまっすぐのI字タイプの場合、S字タイプの配水管に交換しましょう。
S字のほうが、ゴキブリが侵入しにくい構造になっているからです。
通風孔など小さい穴への対策
換気扇や通風孔、エアコンのドレンホースなども、ゴキブリの侵入口です。
外と繋がっている場所であれば、ゴキブリはどこからでも侵入してきます。
特に、エアコンのドレンホースは要注意です。
エアコンが動いていないときは、ゴキブリを室内まで誘導してしまうことになるからです。
エアコンのドレンホースを塞ぐには、市販されている専用のフィルターがおすすめです。
購入するのが面倒な人は、排水口のゴミ取りネットやストッキングなどを活用しましょう。
ただし、ドレンホースを塞ぐ際は、排水に問題がでないように注意が必要です。
ゴキブリを絶滅させるおすすめグッズと使用方法
ここまでは、ゴキブリを家に侵入させない方法について紹介してきました。
ここからは、既に家の中に入ってしまったゴキブリを駆除する方法について紹介していきます。
家の中のゴキブリを駆除するための市販グッズは、大きく分けて次の3種類があります。
- 燻煙剤・噴霧剤
- 毒餌
- 捕獲器
燻煙剤・噴霧剤は、家の中に殺虫作用のある薬剤の煙や霧を充満させ、すき間に潜むゴキブリを退治する駆除グッズです。
毒餌は、ゴキブリに殺虫剤入りの餌を食べさせ、巣ごと全滅させることを目的とした駆除グッズです。
捕獲器は、ゴキブリを捕まえて駆除するタイプの駆除グッズです。
上記のような市販の駆除グッズについて、おすすめの駆除グッズと効果的な使い方については、ここから説明していきます。
燻煙剤・噴霧剤のおすすめ
燻煙剤・噴霧剤は、薬剤を霧や煙のようにして、部屋全体に行き渡らせることで、狭い場所に潜んでいるゴキブリを退治することができます。
燻煙剤・噴霧剤タイプの殺虫剤を効果的に使用するには、3つのポイントがあります。使用する部屋はすき間がなくなるよう締め切っておく煙や霧がしっかり充満するように、ドアや窓のすき間はテープなどで塞いでおきましょう。部屋がいくつかある家の場合、全ての部屋で同時に使用するゴキブリが他の部屋へ移動するだけ、という事態を避けるため、全ての部屋で同時に使用しましょう。使用したら1~2週間ほど期間をあけてもう一度使用する燻煙剤・噴霧剤は、ゴキブリの卵には効きません。ゴキブリが卵を産んでいた場合を想定し、孵化したころにもう一度使用するのが最適です。
また、燻煙剤・噴霧剤を使用するときには、注意しなければいけないポイントがあります。使用する部屋の中に、悪影響のある入れたままにしない食品・ペット・植物・液晶テレビなどは、燻煙剤・噴霧剤の薬剤や微粒子に弱いため、使用する際は外に出すか、密閉された場所にしまったり、カバーをかけたりしましょう。燻煙剤を使用する際は火災報知機にカバーをかける煙が出るタイプの駆除グッズは、火災報知機が火災による煙と間違って反応してしまう可能性があります。特にマンション等の場合は、ご近所さんに迷惑がかかるため、しっかりカバーをして使用しましょう。
燻煙剤・噴霧剤を使用するときは、使用方法と注意点をよく確認しておきましょう。
おすすめの燻煙剤・噴霧剤
【第2類医薬品】バルサンプロEX6~8畳用 20g
オキサジアゾール、ピレスロイドなどの有効成分を配合。フタを取ってこすり、2~3時間放置するだけでゴキブリ駆除ができます。医薬品に分類されるため、説明文をよく読み、使用方法を守って使用しましょう。
【第2類医薬品】アースレッドW ノンスモーク霧タイプ マンション・アパート用 [ゴキブリ・ダニ・ノミ用 6-8畳用 100mL]
煙が出ない、エアゾールタイプの駆除剤です。煙が出ないため、マンションやアパートなどの集合住宅でも使いやすくなっています。薬の効き目がしっかり残るため、外からゴキブリが侵入するのを防ぐ役目もあります。
毒餌タイプの駆除剤のおすすめ
毒餌タイプは、ゴキブリの好む餌の中に殺虫剤を入れておき、ゴキブリに食べさせることで退治する駆除剤です。
多くの毒餌は、餌を食べてもすぐには死なず、しばらく経ってから死ぬという「遅効性」のもので、巣を全滅させる効果が期待できます。
ゴキブリには、仲間の死骸や排泄物も食べる習慣があります。
毒餌が遅効性なのは、ゴキブリのその習性を利用しています。
毒餌を食べたゴキブリが巣に帰ってから死ぬと、その死骸を他のゴキブリが食べ、巣に潜むゴキブリも一緒に駆除することができるのです。
また、卵を持ったゴキブリが毒餌や毒餌を食べたゴキブリを食べると、卵ごと駆除できるというメリットもあります。
さらに、燻煙剤や噴霧剤が効きにくくなってしまったチャバネゴキブリにも効果的です。
毒餌には、ゴキブリをおびき寄せる『誘引剤』が入っていますが、外にいるゴキブリを呼び込んでしまうほど強くはありません。
そのため、毒餌タイプの駆除剤を使うときは、ゴキブリが餌を見つけやすくするために、できるだけ多く設置しましょう。
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即効性分のフィプロニルを配合しているので、餌を食べたらその日のうちに退治することが可能。他の殺虫剤が効きにくくなったゴキブリにも効果が期待できます。
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- Gが出始める時期に合わせてこれを設置したら、驚くほど見なくなりました! とりわけ、成虫に効果大です。1センチ程度の子供のGはちらほら見ますが、大人は7・8月と一度も見ていません。
- 築10年ほどの実家でゴキさんが大量発生しているというのでこれを勧めました。ブラックキャップ設置から数日目に立ち寄った夜、冷蔵庫前にフラフラと奴が出てきましたが走る元気もなくその場でコロッと息絶えました。これの威力絶大です。
- 全く効果がありませんでした。7月下旬に部屋の四隅・気になる隙間・台所に複数と出入り口と気になる所全てに設置しましたが、一ヶ月経っても二ヶ月、そして冷え込む現在11月になってもゴキブリを見かける。
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タテにもヨコにも置けるので、設置する場所を選ばないのが便利です。大型・小型のどちらのゴキブリにも有効で、イースト成分やピーナッツ香料でゴキブリをおびき寄せます。
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- 本当に出なくなりました…。マンション9階なのに、週3でアイツが出現するようになり本当にノイローゼ寸前…。思い切って購入して家中に置いたところ、一切でなくなりました。猫飼ってますが影響なし。
- ひさしぶりにゴキちゃんと遭遇したなと思ったら立て続けに3,4回の遭遇があり急遽購入しました。設置以来一か月以上経ちますが、ゴキちゃんに一度も遭遇しておりません。助かりました。
- 開封した処、ペットの餌の安物の様な変な臭いがして…。設置を躊躇してます。押入れの衣類や色々なモノにこの独特の臭いが移ってしまうのでは?と不安です。
捕獲器タイプのおすすめ
捕獲器タイプのゴキブリ駆除グッズは、粘着式のシートでゴキブリを捕獲します。
燻煙剤・噴霧剤や毒餌に比べると、たくさんのゴキブリを一度に駆除することが難しいというデメリットがあります。
しかし、次のようなメリットもあります。
- 駆除した実感がある
- 死骸を片付けるのが簡単
- 薬が効きにくいゴキブリにも効果がある
捕獲器タイプは、どのくらいゴキブリを捕まえることができたか確認できます。
また、死骸が駆除グッズにくっついているタイプが多いため、ゴキブリを掴んだりすることなく処分できます。
さらに、薬剤を使用していないため、駆除に何度も失敗して薬剤に耐性ができてしまったゴキブリにも効果的です。
よりたくさんのゴキブリを捕まえたい場合は、1匹捕まった駆除グッズをしばらく置いたままにしておきましょう。
ゴキブリは集まる習性があるため、仲間の死骸で他のゴキブリをおびき寄せ、一網打尽にすることができます。
おすすめの捕獲器の効果と口コミ
ごきぶりホイホイ+デコボコシート [5セット入x2個パック]
タビーフ・エビ・野菜などの食材を再現した誘引剤を使用。入り口に角度がついていることで、ゴキブリに罠だと気づかれにくい設計になっています。また、ゴキブリの足の汚れを取る「足拭きマット」など、たくさんの工夫がされた駆除シートです。
amazonでの口コミ(一部抜粋)
- 死骸を同時回収し、殺虫剤を使用しないというかなりの優れものです。一ヶ月ほどで効果は弱まるということですが、一ヶ月で満室になる程我が家は害虫が多いのでとても助かっています。
- 一度ゴキブリを捕まえたら逃れられない程の強力な粘着力は頼もしいです。気になった点として、ゴキブリを誘引するためのエサがすごく臭いです。寝室のベッドと壁の隙間に設置しましたが、かつお節が腐ったような臭いがするため、ちょっと不快に感じました。
- 組み立て方もわかりづらいし、縦置きしようとしたけど不安定。これで本当にゴキブリはひっかかるのか?といった具合です。設置して数日たちましたがまだ引っかかっていないようです。
フマキラー ゴキブリ 捕獲器 ゴキファイタープロ 激取れ 6個入
ゴキブリの足は大変汚れているため、接着剤がつきにくいという難点を克服した駆除グッズです。足ではなく羽を粘着させることで、逃がさずしっかりキャッチできます。面倒な組み立てが必要ないのも便利です。
amazonでの口コミ(一部抜粋)
- この粘着シートはかなり強力。人の指ぐらいなら大丈夫ですが虫なら一度くっつくと剥がれません。誘引剤の匂いもあまり気になりませんので、人が長居する場所の使用も問題なかったです。
- 誘引剤が別包になっていて、裏箱を少し開けて入れるのですが若干入れづらいです。見た目もグレー色で最初に述べたようにコンパクトな四角形の為、目立たずに使えます。
- 2日間置いて様子を見たところ全部で5匹ほどかかっていましたが、実際捕まらずにカサカサ動き回っているチャバネも相当数いますので、捕れなくはないけど、凄く捕れるわけでもない、という感じでしょうか。
ゴキブリを全滅させたいならプロの業者に頼ろう
何度もゴキブリの駆除に失敗している場合や、ゴキブリが大量に出て困っている場合は、プロの駆除業者に依頼するのがおすすめです。
ゴキブリは、何度も同じ薬剤を使用すると、殺虫剤が効きにくくなってしまうという傾向があります。
また、ゴキブリはとても繁殖力の強い生き物なので、大量に住み着いてしまった場合は素人が駆除するのは難しいのです。
繁殖し続けるゴキブリといたちごっこを続けるのは、とてもストレスがかかります。
プロの業者に依頼をすれば、自分で駆除するよりも高い確率でゴキブリを全滅させることができます。
また、自分でゴキブリの死骸などを片付ける必要がないので、ゴキブリ駆除に際するストレスがほとんどかかりません。
しかし、中には必要以上の費用を請求したり、必要ない作業まで行おうとしたりする業者もいます。
悪徳業者に依頼をしないためには、次のポイントに気をつけましょう。
- 見積もりが無料か
- 作業内容と作業にかかる料金は明確か
- 保証はあるのか
まずは、見積もりだけでお金がかからないかどうか確認しましょう。
次に、見積もりに来てもらった際に、どんな作業があるのか、それぞれの作業にどのくらいの料金がかかるのか確認しましょう。
作業内容や料金をはっきり教えてくれない業者は、余分な作業を入れ込もうとしていたり、過剰な費用を請求しようとしていたりする可能性があります。
作業後の保証や保証内容も確認しておきましょう。
保証がしっかりしている業者であれば、手抜き作業などをする可能性が低いからです。
ゴキブリ駆除が終わったら対策も忘れずに
ゴキブリの予防は、ゴキブリの駆除と同じくらい大切です。
ゴキブリ対策として、1番の方法は「ゴキブリを家に入れないこと」です。
せっかく家の中のゴキブリを駆除しても、外からゴキブリが入ってきてしまっては意味がありませんよね。
ゴキブリの侵入を防ぐ方法は、「ゴキブリを家や部屋の中に入れない方法」で紹介していますので参考にしてください。
ゴキブリの侵入を防ぐ以外には、「ゴキブリにとって心地いい環境を作らない」という方法があります。
ゴキブリにとって心地のいい環境とは、湿度と温度が高く、餌が豊富で、隠れる場所が豊富な環境です。
こうした環境を少しでも減らすためには、次の4つの方法を試しましょう。
- 片付け・掃除を徹底する
- ダンボール類はすぐに処分する
- 室内に植木鉢は置かない
- 家の中を乾燥させる
ゴキブリはホコリや髪の毛なども好むため、物が散らかっていて掃除も行き届いていない部屋は、ゴキブリに隠れる場所と餌を与えているようなものです。
家の中が散らかっている人は、すぐに片づけを始めましょう。
ダンボールは、保湿性・保温性が高く、すき間がある構造のため、ゴキブリの住み処に最適です。
卵を産み付ける場所にも適しているので、使用していないダンボールがある場合は、ただちに片付けるようにしましょう。
植木鉢の湿った土も、ゴキブリにとっては最適な「産卵場所」です。
受け皿に溜まった水を飲むこともあります。
植物を置きたい人は、ゴキブリがいなくなるまでだけでも、造花や人口植物に置き換えましょう。
また、ゴキブリは湿った場所を好む性質があります。
部屋自体の湿度が高いと、繁殖しやすい環境になってしまいますので注意しましょう。
湿度が高い季節はエアコンなどで除湿しておくのがおすすめです。
外の湿度があまり高くない日は、しっかり網戸をして窓を開け放しておくのも良いでしょう。
まとめ
ゴキブリを駆除するためには、下記の3ステップで行いましょう。
- ゴキブリの侵入口を塞ぐ
- 家の中のゴキブリを駆除する
- ゴキブリ対策をする
ゴキブリの侵入口は、玄関や窓、排水口・配水管、換気扇、エアコンのダクトホースなどです。
侵入口を封鎖した上で、ハッカやミントなどの香りがする忌避剤を使用すると効果的です。
家の中のゴキブリを駆除できる市販のグッズは、大きく分けて3つあります。
燻煙剤・噴霧剤、毒餌、粘着シートです。
それぞれ、効果や使い方が違いますので、自分の家の状況に合わせて使い分けたり併用したりするのがおすすめです。
ゴキブリ対策の方法は、大きく分けて2つあります。
ゴキブリの侵入口を塞ぐ方法と、ゴキブリが住みやすい環境を排除する方法です。
ゴキブリが住みやすい環境は、湿度と温度が高く、餌が豊富で、隠れる場所が多い環境です。
部屋の湿度を下げて清潔にする、ゴミはこまめに捨てる、植木鉢は置かないなどをすると、ゴキブリ対策ができます。
上記のステップに沿ってもゴキブリが駆除できない場合、ゴキブリ駆除のプロ業者に依頼することをおすすめします。
ゴキブリは、同じ駆除剤で何度も失敗すると、薬剤に対抗できる個体が生まれてしまいます。
また、繁殖力が強いため、「何度駆除しても次々に生まれてくる」といった減少も起きがちです。
素人で駆除するのは難しいと感じた場合や、ゴキブリの処理を自分でするのが嫌な人は、業者に依頼しましょう。
相談だけでも応じてくれる業者は多いので、いきなり業者に依頼するのに抵抗がある人は、まず相談してみるのもおすすめです。